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2008年 04月 03日
サブプライム問題でアメリカの不動産市場は崩壊しつつあるが、そんな中で不動産のファイナンスの授業を受けるのは刺激的だ。教授は地元で不動産会社を経営していて、新しいショッピングモールを作る時、近隣に同じようなモールがあったら、その中から優れたテナントを丸ごと引き抜いて古いモールをKillするとか、かなり具体的な話しまで聞かせてくれる。それほどのバーゲニングパワーを持ったテナントが日本に存在するのかどうかわからないが、優秀なテナントは家賃を払わずに逆にモールが負担してその上さらに外から引き抜かれないよう余分にモールが支払ったりするらしい。学校が優秀な生徒をつなぎ止めるために奨学金を払うようなものかもしれない。授業内容はマーケットリサーチ+ゴリゴリのキャッシュフロー計算。不動産業界はサイエンスでありアートだという言葉が結構本質を捉えているのかも。
by guhnguhn
| 2008-04-03 14:46
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